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2015-12-21

アルクのユーザーミーティング 「私のとっておき利用法を紹介します」レポート (3)

★ユーザーミーティングレポート第一弾は、こちら
★ユーザーミーティングレポート第二弾は、こちら

前回のユーザーミーティングレポートに引き続き、今回(最終回)は、「英辞郎 on the WEB Pro」の頻度集計機能、翻訳業務への「英辞郎 on the WEB」活用法をご紹介します。

「英辞郎 on the WEB(Pro)」と『英辞郎』を使い倒せ!

~私の使い方を紹介します~ その4



「頻度集計の活用で、より自然な単語の組み合わせを確認しながら英文を作成」
スピーカー:O・Sさん(通信/法務系)



通信系の企業で法務関係の仕事を担当しているOさんは、英文契約書の作成などで英語を使う機会が頻繁にあるそうです。英文契約に加えるコメントや海外顧客とのやりとりでは、礼儀正しくかつ、依頼や提案といった細かいニュアンスを的確に伝える必要がありますが、決して英語が得意というわけではなかったOさんは、業務のサポート役として「英辞郎 on the WEB Pro」(以下、EOWP)を4、5年前から愛用。きっかけは、チームの先輩に勧められたことだそうですが、「使えば使うほど良い面が見えてきた」と言います。

■動詞と相性のいい副詞は、「頻度集計」機能で探す

例えば、「ありがとうございます」を丁寧に伝えたいとき、appreciateとどんな「副詞」を組み合わせるのがよいのか、すぐにはピンときません。そこで利用するのが「頻度集計」機能。このコロケーション表示を利用すると、検索した語句の前後で、どんな単語が頻繁に使われているのかが分かります。例えば「appreciate」と検索窓に入力した後、検索結果の右上にある「頻度集計」をクリック。結果にはappreciateの前後3語目までが多い順に表示され、「本当に」に相当する語句としてはreally、greatly、sincerely といった副詞をappreciateの前に付けると相性がよい、と分かります。また、後に続く単語にはthatがあり、that節を続けてよさそうなことも分かります。確認のために「appreciate that」で英和検索をすれば、確かに「~してくれたことに感謝しています」という意味の例文がヒットします。



※頻度集計画面右上の「頻度集計設定」を利用すると、「指定した単語を除去して集計する」の設定によって、the、a、I、his など、不要な単語を結果表示から除去することができます(除去したい単語が複数ある場合は、「カンマ+半角スペース」で区切る)。

また、便利な表現に出会ったら、その内容をエクセル表にコピーして、後で使えるように整理しているとのこと。自分が見つけたフレーズとともに、相手から受け取ったフレーズも蓄積していくことで、表現の幅を広げているそうです。


~私の使い方を紹介します~ その5


「ブラウザの1つを“英辞郎専用”にして作業効率をアップ」
スピーカー:S・Oさん(化学メーカー/開発)


化学系メーカーで製品開発、不具合対応、基礎研究などを担当しているSさん。英語は、メールや技術資料作成、社内外の会議、論文・特許のチェックなど、多方面で日々使用しています。「英辞郎 on the WEB」は、無料版を7年使用した後、有償版のEOWPに移行して2年が経過。現在は、iPhoneやアマゾンのタブレット端末FireHDでも利用しています。

■EOWPは、広告非表示だから職場でも使いやすい

Sさんが有償版に移行した大きな理由は、広告が表示されないことと、小窓モードが使えることの2つ。前者は、職場でWebサービスを利用する場合、余計な情報が表示されない方が堂々と使いやすいため。後者は、小窓モードの小さいウィンドウを画面の隅に置いておけば、メイン以外のスペースで別のアプリケーションを開いて、英語の検索とその他の作業を効率よく進めることができるから、と言います。


Sさんの作業環境でユニークなのは、一般の情報を調べるためのウェブブラウザーと、英語の辞書検索をするウェブブラウザーを分けて使っていること。前者にはInternet Explorerを、後者にはChromeを割り当てています。
「ネットで調べものをしていると、追加情報を追いかけて次々に新しいページを別タブで開いていくことが多く、1つのブラウザーを使っていると、EOWPのタブが埋もれてしまいます。その点、ブラウザーを分けて使えば、タスクバーでアイコンをクリックするだけですぐにEOWPの画面を呼び出せるし、元のブラウザーや作業アプリの画面にもすぐに戻れるため、快適に作業が続けられます」。

英語の辞書検索は、言わば、本来の研究や調査作業を中断する行為。できるだけ素早く画面を切り替え元に戻れるようにする一工夫で、使用のストレスを軽減しているのです。

~私の使い方を紹介します~ その6

「瞬時に人を惹きつける、インパクトのある表現を探す」
スピーカー:佐々木美幸さん(外国政府機関/通訳翻訳)


外国政府機関の通訳翻訳官である佐々木さんの仕事の1つに、そこで働く日本人従業員の投書を英文に翻訳する、という業務があります。平たく言えば、現場からの要望やクレームを英訳する仕事ですが、この仕事ならではの特徴は、投書の読み手が軍将校であることと、書き手が匿名であることが多く、内容に不明な点があっても真意を確かめられないことだと言います。将校たちは多忙なため、 “普通の英文”では、後回しにされる場合があります。そのため、限られた情報を元に、インパクトのある英文に再構成する必要があります。「特に日本人の苦情は、文章が感情的で冗長なことが多く、翻訳者泣かせですね」と佐々木さん。元の和文の背景にある日本的な感情や論理を、そのまま訳しても外国人には共感されないことが多いため、文化や立場が異なる人にも明快に伝えることを意識しているそうです。

そんな佐々木さんは、EOWPを「表現探し」の資料として活用。日本人の視点で書かれた文章を英訳する際、よりふさわしい英語表現がないか、アイデアを練るときの材料にしています。

例えば、和文で「彼は、好き嫌いで人の扱いが違う」という内容を英訳する場合。普通に直訳すれば、
His handling of people is different depending on whether he likes that person or not.
などとなり、これでも十分、意味は伝わります。しかし、忙しい高官に「ぐっと迫る」英文かといえば、少々疑問。そこで、EOWPで「人の扱い」を検索してみます。すると、treatを使った表現が見つかり、日常的に多用する動詞のため、こちらの方が適切と考えます。また、「好き嫌い」で検索すると、
likes and dislikesという表現が見つかり、同じく頻出フレーズなので、次のように書き直します。
He treats people differently on the basis of his likes and dislikes.
よりコンパクトになり、意図が端的に伝わり瞬時に心をつかむ一文となりました。

さらに、EOWPで見つけたフレーズでも、疑問を感じた場合は、Googleで「フレーズ検索」(調べたい語句を“ ”に挟んで検索すること)を必ず行います。
ヒット件数とその文脈を信頼できる英文サイトで再確認することで、意図する意味かどうかを判断していると言います。英訳したい語句を検索したときに、ピンと来るかどうかで翻訳者の力量が問われる、と佐々木さん。質の高い翻訳をするために、日頃のインプットを大事にしているそうです。


最後にいくつか今回のユーザーミーティングに参加した方からいただいた感想やご要望をご紹介します。

■「日本語+英語」の検索ができることを知って感銘。例文が豊富で、政府の公式文書のデータも収録されているので、行政向きの文章の書き方が分かってありがたい。(40代・女性・大学教員)

■実際の機能を、独自の工夫で使っている方の話が興味深かった。意味が多い単語については「通常は○○として使う」のような付記がさらに充実されればよい。(50代・男性・翻訳)

■仕事では定型文書を英語で作ることが多いが、同じ単語を何度も調べてしまうので、単語帳が便利そう。仕事で使う専門用語が豊富な点が助かる。(50代・男性・製薬)

■和英検索だと、英単語の発音を確認するためには、英和の再検索が必要なのが残念。リンク機能をもっと強化してほしい。(40代・男性・会社員)


お寄せいただいた声を参考にして、「英辞郎 on the WEB」をこれからも進化させていきたいと思います。

2015-12-07

アルクのユーザーミーティング 「私のとっておき利用法を紹介します」レポート (2)


★ユーザーミーティングレポート第一弾は、こちら

前回の記事に引き続き、10月24日(土)のユーザーミーティングでスピーカーとして登壇してくれた方たちの「英辞郎 on the Web」活用法をご紹介します。


 「英辞郎 on the WEB(Pro)」と『英辞郎』を使い倒せ!

~私の使い方を紹介します~ その2


「覚えたい専門用語をタグで分類しながら単語帳に登録、学習に役立てる」

スピーカー:金子 萱さん(特許関連/事業企画)


金子 萱さんは、知的財産や特許関連の情報を扱う事業企画の仕事で、母語の中国語に加えて、日本語も英語も駆使するトライリンガル。「英辞郎 on the WEB Pro」(以下「EOWP」)は、有料版をブラウザのFirefoxで利用しています。

金子さんが「EOWP」で気に入っているのは、単語帳の機能。新しい重要な単語と出会ったとき、即座に単語帳に登録できるので、英語と日本語の勉強にも、とても役立っていると言います。


■必要な単語は、こまめに登録

例えば、patentという英単語を検索した場合。
日本語訳には「~の特許権をとる」「特許(権)」などとあり、仕事に関連した重要そうな単語だと分かります。このように「今後もよく使いそう」と直感した項目は、見出し語の左にある単語帳のアイコンをクリック。チェックマークが付いたら単語帳への登録完了です。単語帳の内容を確認するには、画面の上部に並んだ5つのアイコンのうち、単語帳のものをクリックするか、画面右側の「単語帳登録履歴」の右にある三角形のボタンをクリックして画面を移動します。



■「メモ」と「タグ」機能を使って、自分用にカスタマイズ

単語帳を開くと、新しく登録したpatentが英和単語帳の最上列に表示されていることが分かります。金子さんは、ここで「メモ」と「タグ」機能をフル活用。「メモ」列のアイコンをクリックし、ポップアップされるウインドウのメモ覧に必要な情報を書き込んでおきます。「全角文字で200字という文字制限がちょうどいい」と金子さん。「長すぎると、あれもこれもと書き込んでメモが冗長になってしまい、後で見たとき、かえって不便だから」とのこと。


「タグ」機能は、単語帳画面右の「単語をタグで管理する」という文字の下の入力欄から、タグに使う名称を追加すると利用できます。
タグ名を追加後、登録した単語の「タグ」列のアイコンをクリックすると、登録されたタグ名がプルダウンメニューに表示され、そこから選択することで、単語を分類できるようになります。タグ名は画面右側にリスト表示され、クリックすると、そのタグが付いた単語だけが表示されます。
この状態で、「選択した項目を復習する」をクリックすれば単語クイズができますし、「選択した項目を印刷する」からは、PDFでの出力が可能。金子さんはこのPDFを紙に印刷して持ち歩き、移動中に見直して勉強に役立てているそうです。

■「検索画面」と「単語帳画面」は別タブで

検索→単語帳登録の作業は、1つの画面で開いたり閉じたりを繰り返して行うのは煩雑に感じられますが、「検索画面と単語帳の画面を別タブで開いておけば簡単です」と金子さん。
つまり、「検索画面」で単語を登録→タブを切り替えて「単語帳」の画面を表示→「F5」キーを押してページを更新し、新しく登録した単語を確認、というふうに、作業がスピーディに行えるわけです。

金子さんは、単語帳を使って、自分用の例文集も作っているとのこと。例文のキーワードを検索して単語帳に登録し、メモにその例文を記録。タグ付けをしておいて、後で確認できるようにする、という具合です。

ちなみに、単語帳に登録した単語は、その後、検索して再度登録しようとすると「この見出し項目を単語帳に登録したのは2回目です」などと回数が表示されます。覚えたい単語は積極的に登録しておくと、よく使うのに覚えられていない、“弱点”の単語を認識しやすくなります。



~私の使い方を紹介します~ その3


「iPhoneのホーム画面にアイコン登録して、即座に検索」

スピーカー:O・Tさん(職場通訳翻訳担当)


職場で通訳の業務にも携わるO・Tさんは、「EOWP」をスマートフォン(iPhone)で多様しています。

Oさんがスマートフォンの「EOWP」を常用しているのは、外出先でも同じ内容をチェックできるから。自分のアカウントでログインすれば、パソコンでもスマートフォンでも、自分の検索履歴や単語帳などを常に最新の状態で利用できます。


また、スマートフォンは手元に必ずあるデバイスなので、「調べたい」と思ったときにすぐ検索できることや、レスポンスが速くて例文が豊富な点も気に入っているところだそうです。さらに、「検索履歴が50件と、出先で確認するには手頃な点も地味に使いやすいですね」と言います。

■「EOWP」のリンクアイコンをドックに登録

頻繁に活用するには、画面を呼び出す操作を単純化することが重要ですが、Oさんは、「EOWP」のリンクをアイコンにして(※手順は以下参照)、ホーム画面下のドック部分に登録しています。これにより、よく使うアプリケーションと同じ感覚で、即座にアクセスができます。アカウントやパスワードをブラウザに記憶させれば、ホーム画面からは多くても2回、画面をタッチすれば検索を始めることができます。


※iPhoneでこの方法を行うには、Safariで「EOWP」にアクセスした状態で、画面下の「アクションボタン」(□に↑が描かれたアイコン)をタップ。表示されるメニューのうち、下段のアイコン列にある「ホーム画面に追加」をタップします。

ちなみに、スマホ版は、頻度集計ができないなど、利用できる機能が一部限られていますが、「これはパソコンで書く際に使う機能なので特に気にはなりません」とOさん。逆に、機能が程よく限定されていることで、外出先で使いやすい点を評価してくれているようです。

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次回のレポートでは、「EOWP」の頻度集計の活用や、翻訳業務での利用についてご紹介します。


2015-11-17

アルクのユーザーミーティング 「私のとっておき利用法を紹介します」レポート (1)

2015年10月24日(土)、東京渋谷のTKP渋谷カンファレンスセンターにて、アルクが主催する「英辞郎」のユーザーミーティングが開催されました。

「英辞郎 on the WEB(Pro)」を仕事で使っている6人の方が、実体験から「英辞郎 on the WEB (Pro)のここが便利!」という話を参加者の前でスピーチ。知らなかった機能、使っていなかった機能やTIPSが話題になったことで、参加者の方々からは、「実務での活用法が参考になった」「もっと活用できそう」といった前向きな声を多く聞くことができました。

本ブログでは、3回に渡り、スピーカーが提供してくれた「私の使い方」をご紹介したいと思います。また、6人のスピーチの後には質疑応答や交流会も行い、そこで参加者の皆さんの声も集めました。これも後続の記事で、併せてご紹介いたします。

2015-11-10

【予告】ユーザーミーティングのレポートをアップいたします。

去る10月24日(土)に、アルクの「英辞郎」ユーザーミーティング「私のとっておき利用法を紹介します」が東京で開催されました。

当日は「英辞郎 on the WEB (Pro)」ユーザーの方々が、便利な機能や、効率的な検索方法など、さまざまな使い方を紹介してくださいました。目的の検索結果に素早くたどりつくためのコツから翻訳の実例まで、実際に仕事で使われている方々の実体験に基づく内容は、「なるほど」とうなずかされることしきりでした。

本ブログでは、その模様を3回に分けて近日中にご報告いたします。どうぞお楽しみに! 



2012-08-07

ユーザーミーティングへのご参加ありがとうございました!

7月30日(月)、渋谷FabCafeにて「英辞郎 on the WEB」ユーザーミーティングを開催いたしました。

いつも「英辞郎 on the WEB」「英辞郎 on the WEB Pro」をお使いいただいているお客様を無料でご招待ということで、今回は40名ほどの人数ではありましたが、ご参加くださった皆さま、特にライトニングトークをしてくださった4名の方々のお陰で大いに盛り上がり、とても有意義で楽しい会となりました。

ご参加いただいた皆さん、ライトニングトークトークをしてくださった、越川慎司さん、太田昌文さん、村上明子さん、風穴江さん、そして、ゲスト講演をしてくださった及川卓也さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!

少々長くなりますが、写真とともに感想を交えながら振り返りたいと思います。
※ スライドを公開してくださっている方はそのURLも記載しております。


18時半からFabCafeにて会場セッティング、19時OPEN、ということであまり時間がなく、まだ少しバタバタした中で受付開始となりました。早々とご来場くださったお客様も多く、スタッフ一同、徐々に緊張が高まってきておりました。

19時OPEN…すぐにお客さんがいらっしゃり、受付も緊張!

そして19時30分、いよいよイベントスタート……だったのですが、ディスプレイの設定がうまくいかず、お客様数名に助けていただく形となりました。準備が至らず、申し訳ございません!

簡単なご挨拶の後、いよいよゲストスピーカー及川卓也さんの登場! では、よろしくお願いします! と言ったところで、またディスプレイの設定を変更しなければならないことに気づき、慌てて及川さんに場をつないでいただきました。こんな無茶ぶりにこたえてくださった及川さん、さすがです。

無茶ぶりにも動じず、場をつないでくださる及川さん

無事セッティングが完了し、及川さんの講演スタート!
タイトルは、「ギークの発想で 英語を学ぼう」
▼ 資料はこちら
http://www.slideshare.net/takoratta/alc-public

序盤は笑いも起こる中、徐々に皆さん真剣に……

これまで外資系3社で活躍してこられた及川さんご自身の経験をもとに、ITエンジニアならではの視点で、英語学習にITを効果的に利用するためのアイディアを紹介してくださいました。

ギークの間でよく用いられる手法になぞらえて
英語学習Hacksを紹介する及川さん。

たくさんの効果的なHacksを紹介してくださった及川さんですが、やはり最初にお話してくださっていた「動機づけ」「英語を使わなきゃいけない環境に自分を置く」というのが重要なのだなと感じました。そこにITをうまく取り入れることで、効率よく、英語を実際に使いながら学習していくことができるのですね。及川さん、ありがとうございました!

さて、続いては「ユーザーズ・イグナイト」と題して、いつも「英辞郎 on the WEB」「英辞郎 on the WEB Pro」をお使いいただいているユーザー4名の方に、5分間のライトニングトークをおこなっていただきました。

イグナイトとは、PechaKucha(ペチャクチャ)と同じプレゼンテーション形式の一つで、通常、20枚のスライドを1枚あたり20秒使っておこなうのがスタンダードのようです。今回は時間の関係上、1枚あたり15秒、というルールを採用させていただきました!

皆さんこの形式でプレゼンテーションされるのは初めて(のはず?)だったのですが、ほぼパーフェクトで、15秒に慌てることもなく、とてもスマートにプレゼンテーションされていました。

まずは、トップバッターの越川慎司さん。
「Go Global with 英辞郎 on the WEB Pro 〜英語ナレッジを活用してグローバル人材へ〜」
▼ 資料はこちら
http://sdrv.ms/OFN8dv

トップバッターを難なくこなしてくださった越川さん。
わかりやすく素晴らしいプレゼンテーションでした!

現在、外資系企業にお勤めで、実はこのイベントの当日にシアトルから帰国されたという越川さん。留学経験なし、使っている英語の90%は中学英語だとおっしゃるのですが、そんな越川さんがどのようにして英語をビルドアップされてきたのか、5分では物足りず、もっとお話をうかがいたい!という気持ちになりました。越川さん、ありがとうございました!

次は、太田昌文さんです。
「世界のエンジニアとのやり取りの奇跡〜元Contributorのひとこと〜」
 ▼ 資料はこちら
http://slidesha.re/PAa4Hh 

本場のイグナイト風のスライドを用意して
くださったという太田さん。

エンジニアでない方には、「コントリビューター???」「ソラリス???」と、難しいワードも出てきたかもしれませんが、大事なことは、臆することなく開発者Blog(もちろん英語)にコメントしたり、自身でもBlogを立ち上げ、英語で情報を発信されたということ、それによって「世界」を相手に、仲間にできたことなのだと思います。写真を多用したステキなプレゼンテーションでした。

太田さんのプレゼンテーションを聞きながら、数年前に、あるエンジニアさんが言われていた言葉を思い出しました。その人は、興味を持った海外のウェブサイトの管理人にコンタクトを取り、その日本語版を立ち上げたり、積極的にコミュニケーションを取るような人だったのですが、その英語版の管理人に会ったときに渡されたカードに「Don't hesitate!」と書かれていたそうです。「日本人は海外の人たちからみると、自分たちが思っている以上に消極的に見えているのかもね」と言われていたのが印象的でした。

話が少し逸れてしまいましたが、及川さんのお話同様、やはり「英語を使う場」「モチベーション」が重要なのだと、太田さんのプレゼンテーションを聞いていても感じました。太田さん、ありがとうございました!

続いて、研究者で技術書の翻訳もされている村上明子さん。
タイトルは「企業の研究者の英語との上手?な付き合い方」
▼ 資料はこちら
http://slidesha.re/QhLyhV

村上さんは、技術書翻訳時に気を付けていることや、
「英辞郎 on the WEB Pro」の活用法を紹介してくださいました。

企業の研究者をされており、自然言語処理などがご専門の村上さん。論文執筆の際の「日→英」、技術書翻訳の際の「英→日」、両方のシチュエーションで、どのようなことを心がけているかを教えてくださいました。論文執筆の際には「英辞郎 on the WEB Pro」の整列・頻度集計機能を役立ててくださっているのだそうです。「自然言語処理って…?」と思う人も、資料の中で簡単に説明されているので、ぜひ見てみてくださいね。

そして、昔からアルクの大ファンだとおっしゃる村上さん。プレゼンテーションの中でも「英辞郎 on the WEB Pro」を熱心に勧めていただき……。本当にありがとうございました! 

最後は風穴江さん。
「『電子書籍』×『電子辞書』=?」

電子書籍時代の理想的な辞書引きについて、
ご自身の考えを語ってくださった風穴さん。

電子書籍を読みながら、その場で辞書が引ける、辞書を選べる、そしてメインである「読書」を邪魔しないインターフェイスの実現、そんな理想型を語ってくださった風穴さん。プレゼンテーション後は、ゲストスピーカーの及川さんから「読んでいる最中に辞書を引かないほうがいい、とも言いますよね?」と厳しい質問が(笑)。「引かないほうがいい場合もある。でも引きたいときに『引けない』のと、引かないのは違うのではないかと思う」と風穴さん。なるほど。風穴さん、ありがとうございました!

これで4名の方のプレゼンテーションがすべて終了。今回、手を挙げてくださった方々は、IT関連業界の方が多かったので、こういったイベントやプレゼンテーションに慣れてらっしゃる方が多かったようです。途中、お客様から「質問したい!」という声が上がり、急きょ、それぞれのプレゼンテーション後に質問タイムを設けるなど、とても一体感のある楽しいものとなりました。盛り上げてくださり感謝!

ちなみに、今回は「英語を『使う』ためのIT活用術」というのが一つのテーマとなっていたこともあり、エンジニアやIT関連業界の方々がお客様の半数を占めていました。そういった方々には、親しみのある内容も多かったかと思いますが、それ以外の方には新鮮で、少しとっつきにくい部分もあったかもしれません。しかし、あまり知らない世界だからこそ、ぜひとも興味を持っていただいて、できるところから「IT」を英語学習に取り入れていくのが良いのではないかと思いました。

最後にアルクの「英辞郎 on the WEB」担当チームからも、「英辞郎 on the WEB」の効果的な活用法や、有料版「英辞郎 on the WEB Pro」の紹介などをさせていただきました。

最新情報はぜひブログやTwitterをチェックしてください!

その際に紹介した、「英辞郎 on the WEB Pro」年額コース も無事、8月1日にスタートいたしました。このときに言い忘れてしまったのですが、同時に、領収書の発行も可能になっています。年額払い&領収書発行対応で、お仕事で「英辞郎 on the WEB Pro」を使われている方々をサポートできれば!と思っております。

残り時間は参加者の皆さんとの歓談タイム。
直接いろいろなご意見をうかがうことができました。

歓談の時間も、皆さん積極的に話しかけてきてくださり、いろいろとご意見が聞け、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。

お忙しい中、ユーザーミーティングにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

ぜひまたこのようなイベントを開催していければと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました!

# 上の写真はFabCafeさんの粋な計らい?によるアルクロゴマーク。FabCafeの皆さま、いろいろとワガママを聞いてくださり、ありがとうございました m(_ _)m

2012-07-23

ユーザーミーティングまであと1週間

「英辞郎 on the WEB」「英辞郎 on the WEB Pro」ユーザーミーティングにご応募いただいた皆さま、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました!

予想を上回るご応募をいただきまして、何とか定員を増やせないかと検討したのですが、今回は会場もあまり大きくないため、抽選をさせていただきました。本日時点で、ご応募いただいた皆さま全員にメールの送信が完了しておりますので、ご確認ください。

せっかくご応募をいただいたにもかかわらず、ご参加いただけない結果となった皆さまには心よりお詫び申し上げます。

また、当日のタイムテーブルがほぼ確定いたしましたので、発表いたします。

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英辞郎 on the WEB Users Meeting
2012年7月30日(月)開催

▼ TIME TABLE(予定)
19:00 開場
19:30 開始:ごあいさつ
19:35 ゲスト講演:及川卓也氏
19:55 休憩
20:00 ユーザーズ・イグナイト(5名の方にご参加いただきます)
20:45 英辞郎 on the WEB チームより
21:00 歓談・懇親会(Q&A)
21:25 終わりのごあいさつ
21:30 終了

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当日はフリードリンクとなっておりますので、ぜひ軽く飲みながらイベントをお楽しみください! お食事のほうは軽いフィンガーフードのみのご用意となり、あまり空腹状態でいらっしゃった場合、お酒が胃にしみる可能性もございますので、恐れ入りますが、その辺りは各自ご調整願います m(_ _)m

ステッカーもできました!
最後には、ユーザーの皆さん同士で交流いただけるよう歓談の時間も取らせていただいております。スタッフも参加しますので、何かご質問などがございましたら、ぜひ、つかまえてお尋ねください。及川さんのご著書をお持ちの方は、サインをお求めいただくのも可能かと思います!

なお、イベントのハッシュタグは #eowmtg となりますので、ぜひTwitterやFacebook、Google+ などでつぶやいていただけると嬉しく思います! 

ただし、当日はお写真NGの方が数名いらっしゃいます。ご来場の皆さんにはネームカードを首にかけていただく予定ですので、【お写真OKの方は青いストラップ】【お写真NGの方は赤いストラップ】という形でご判断いただけるようにいたします。何卒ご配慮いただけますと幸いです。

当日、ご参加の皆さまにお会いできるのをチーム一同楽しみにしております。どうぞよろしくお願い致します。

2012-06-18

ユーザーミーティングを開催します!

いつも「英辞郎 on the WEB」「英辞郎 on the WEB Pro」をご利用いただき、ありがとうございます。

英語を「使う」ためのツールとして多くの方に活用いただいている「英辞郎 on the WEB」&「英辞郎 on the WEB Pro」ですが、日ごろのご利用への感謝と、ユーザーの皆さんと直接お会いする機会を作りたい……という気持ちから、7月30日(月)、渋谷の FabCafe にてユーザーミーティングを開催させていただく運びとなりました!

ユーザーミーティングのテーマはこちら。

・英語の壁を乗り越えて「世界」を視野に
・仕事に使える英語HACKSを教えて!
・英語を「使う」ためのIT活用術を共有しよう!
 
・英辞郎 on the WEB をこんなふうに使ってます! 
・英辞郎 on the WEB に望むこと…

アルクから「英辞郎 on the WEB」「英辞郎 on the WEB Pro」の便利な使い方などについてご案内するのはもちろん、ITエンジニアの及川卓也氏をゲストに迎え、仕事における英語との付き合い方、ITの効果的な活用について教えていただきます。

さらに、今回のユーザーミーティングの目玉は何と言ってもユーザーズ・イグナイト! 参加者の中から希望者の方に、イグナイト・スタイル(※)で5分間のプレゼンテーション(ライトニングトーク)をおこなっていただきます。プレゼンテーションのテーマは、上記のイベントのテーマに沿っていれば何でもOK。ぜひ、ユーザーの皆さん&アルクのスタッフに共有したい!というテーマを考えて、プレゼンしてください。

詳細・イベント参加のお申し込みについては下記をご参照ください。



■ 開催日   2012年7月30日(月)

■ 時 間   OPEN 19:00/START19:30

■ 場 所   FabCafe(渋谷) → Google MAP
★ドリンク&フィンガーフードの用意がございます

■ 参加費   無料

■ ゲスト   ITエンジニア 及川卓也氏(予定)
及川卓也氏プロフィールはこちら
近著『挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained.』

■ 定 員   40名程度

■ ユーザーズ・イグナイト(※)
お客様の中から4〜5名の方にご参加いただく予定です。
ユーザーミーティング参加お申し込みフォームにて、ユーザーズ・イグナイトへの参加希望についてもお尋ねしますので、そちらで、希望を選択していただき、プレゼンテーションされたい内容を簡単にで構いませんのでお知らせください。イグナイトに参加いただいた方には参加賞として記念品を贈呈いたします。
※スライドのファイルを事前にお送りいただく形となりますので、KeynoteもしくはPowerPointファイル作成可能な方に限らせていただきます。


■ ハッシュタグ #eowmtg


■ お申し込みの受け付けは終了いたしました。
  たくさんのご応募、ありがとうございました!
  • 応募者多数の場合は抽選となります。
  • 抽選結果は7月中旬ごろにメールでご連絡させていただきます。
  • イグナイト参加者には、イベント数日前にスライド(KeynoteもしくはPowerPoint)をメールでお送りいただき、当日はこちらのMac(Keynote)で再生させていただきます。
  • スライドは、後ほどブログなどで公開させていただく場合がございます。
  • その他、ご質問やご要望などがございましたら、お申し込みフォームの「ご質問・ご要望」欄にご記入ください。ブログにて回答させていただく場合がございます。

イベント当日のタイムテーブルなどは、こちらのブログで順次紹介してまいります。

皆さんのご参加をチーム一同、心よりお待ちしております!

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※ イグナイトとは:5分の制限時間内でプレゼンテーションをするライトニングトークのスタイルの一種。5分という時間の制限に、さらに、1枚のスライドにつき15秒という制限が加わり、15秒 × 20枚のスライド(計5分)という形でおこなうプレゼンテーションのことを言います。