検索プログラムの更新と、検索結果の表示スタイル変更のお知らせ
「英辞郎 on the WEB Pro」「英辞郎 on the WEB Pro Lite」「英辞郎 on the WEB」3サービスに共通の検索プログラムにおいて、以下の3点を変更しました。
①one's、someone's、oneself を含む項目を検索結果に自動表示!
英和辞典をひく場合は通常、人称代名詞の所有格(*1)は one's や someone's に、また、再帰代名詞(*2)は oneself に換えて探す必要があります。
ですが、「英辞郎 on the WEB」では、その文字を置き換える必要がありません!
プログラムが自動的に、文字列を置換した検索を行うようになりました。
詳しく説明します。
「英辞郎 on the WEB」では、検索窓に入力された文字列に 人称代名詞の所有格や名詞の所有格(*3)が含まれていた場合、その語句を自動的に one'sとsomeone's に置換して検索を行って(*4)検索結果に表示するよう、検索プログラムを変更しました。
同様に、検索文字列に再帰代名詞が含まれていた場合は、oneselfに置換して検索します。
*1:人称代名詞の所有格:my、your、her、his、our、their*2:再帰代名詞:myself、yourself、herself、himself、ourselves、therselves、itself*3:所有格の名詞:its、名詞に'sが付いたもの(例:Mike's、president's など)*4:検索窓に入力された検索文字列通りでの検索と、置換した文字列で検索が同時に行われる。
つまり、見聞きしたフレーズをそのまま(コピペして!)検索窓に入力してOK、ということ。
検索結果には、one'sやsomeone's、あるいはoneselfを含む語句が、完全一致に続けて、one's、someone's、oneselfが赤い文字となって表示されます。
具体例を見てみましょう。
以前は「survive on Mike's salary」や「survive on her salary」での検索結果は0件でしたが、今は、該当件数が2件!
検索結果に、survive on someone's salary や、barely survive on one's salary が(文用例も付いて!)表示されます。
※themself は、性別を特定しない三人称単数の人を表す再帰代名詞です。
これらの検索結果は、Mike's や her を one's や someone's に、themself を oneself に置き換えた検索が行われたことによるものです。
one's、someone's、oneselfに置換した検索を行いたくない場合は、フレーズ検索をご利用ください。
フレーズ検索とは:指定した通りの文字列と順番で連語を検索すること。詳しくはコチラ
検索結果に多く表示されるようになった「人称代名詞や再帰代名詞を含む表現」を、あなたの英語表現の幅を広げることに、ぜひご活用ください。
②OR検索で、各語の完全一致を優先して表示
◯◯◯ | △△△ | ◇◇◇ を検索したときの検索結果の表示順を、以下のように変更しました。
◯◯◯⇒△△△⇒◇◇◇(各語の完全一致)◯◯◯■■■⇒△△△■■■⇒◇◇◇■■■(各語の前方一致) ■■■◯◯◯⇒■■■△△△⇒■■■◇◇◇(各語の中間・後方一致)
これにより、OR検索した2語目の△△△、3語目◇◇◇の検索結果が、上部に掲載されるようになりました。
なお、該当するものがない場合は、飛ばされて、次の一致項目が表示されます。
また、中間一致・後方一致の場合は、■■■の語数が少ないものから表示されます。
※変更以前の表示順は以下で、△△△(の完全一致)は、◯◯◯を含むすべての検索結果が表示された後に、◇◇◇(の完全一致)は、◯◯◯と△△△を含むすべての検索結果が表示された後に(つまり検索結果の後方に)表示されて、見つけにくい場合がありました。
◯◯◯⇒〇〇〇■■■⇒■■■◯◯◯△△△⇒△△△■■■⇒■■■△△△◇◇◇⇒◇◇◇■■■⇒■■■◇◇◇
③変化形検索での表示順を、「検索した語を優先」に変更
[ ] に変化形を入れて検索した場合、原則として、その「変化形で検索した結果」を優先するよう、表示順を変更しました。
[ ] に入れた変化形で完全一致する結果がある場合、現在はそれを先に表示しています。
(以前の変化形検索では、[ ] で囲んだ語を原形にした検索結果を優先表示していました)
例:[leaving] the nestを検索
入力された文字列通りの leaving the nest が検索結果のトップに表示されて、
leaving を 原形の leave に変更した「leave the nest」が、次に続いています。
ただし、[ ]内に記入された変化形で検索したときの該当項目が「部分一致」だけで、原形にして検索すると「完全一致」がある場合は、その原形での完全一致を先に表示します。
変化形検索とは:動詞や形容詞などの「変化形」も含めて検索すること。検索窓に、対象となる単語を[ ]で挟んで入力することで実行され、検索結果が、原形(現在形)⇒三人称単数現在形⇒現在分詞形⇒過去形⇒過去分詞形、の順に表示される。詳しくはコチラ
Tips:これは便利「英辞郎 on the WEB Pro / Pro Lite」では、検索窓に [ ] を使って入力しなくても、「あいまい検索」の下にある「変化形を含めて検索」をクリックするだけで、変化形検索が実行されます。
②と③はどちらも「表示順」の変更で、検索結果の該当件数に変更はありません。
検索結果の表示内容や表示順の変更を、今後の検索にご活用ください。
検索結果の表示内容や表示順の変更を、今後の検索にご活用ください。